コラム

「連休明けは仕事に行きたくない」と思った方へ。GW明けに会社を辞めるべきか見極めるポイントやストレスの管理方法を紹介

毎年GWが明けると「会社に行きたくない…」と感じる方も多いことでしょう。特に新卒の方は、慣れない環境によるプレッシャーやストレスから解放され、ふと「仕事辞めようかな」と思いがちです。筆者自身、かつて新卒社員だった頃に、そう感じました。そこで本記事では、連休明けに仕事を辞めたくなった方に向けて、辞めたいと感じる要因や、本当にやめるべきか自己診断するポイント、効果的にストレスを管理する方法について紹介します。ぜひ参考にしてください。

なぜ「仕事を辞めたい」と感じるのか?


筆者のように、GW明けに「仕事を辞めたい」と感じる新入社員の心理には、いくつかの要因が影響しています。以下、主な理由について見ていきましょう。

適応しなければならないプレッシャー

新卒社員にとって職場のルールや文化、上下関係など、学生時代とは異なる多くの要素に順応しなければならないことは、想像以上に大きなプレッシャーを伴うものです。そのため、新しい環境に慣れるまでは自分自身が適応できていないと感じやすく、自信を失いがちになり、「仕事を辞めたい」という感情を引き起こしやすくなります。

期待と現実のギャップ

入社前に描いていたビジョンと現実の仕事のギャップに戸惑う新卒社員も多いでしょう。魅力的な企業イメージや仕事内容に対する期待が大きければ大きいほど、入社後に感じるギャップが大きくなることもあります。初めての仕事に対する理想と現実のギャップは、新卒社員にとって大きなストレスにつながります。

人間関係のストレス

新卒社員にとって、先輩社員とのコミュニケーションや職場内での人間関係の構築も大きな課題となります。はじめての社会人生活で慣れない環境のなか、「先輩社員に嫌われないか」「同期の中でも浮いていないか」など常に気にしながら過ごさなくてはならないのは、人間関係が嫌になる原因となります。

成果へのプレッシャー

研修終了後は、新卒社員も一人の社員として成果を出すことが求められます。しかし、経験や知識が不足している新人時期には、頑張ってもなかなか成果につながらないことも多く、「自分はこの仕事に向いていない」と自己否定に陥りやすくなります。特に同期が複数いる場合などは、成果が出た同期と比較して「自分はダメだ」と落ち込んでしまうことも。自身の力量に対する不安も「仕事を辞めたい」と感じてしまう一因となります。

ワークライフバランスの欠如

新卒社員は「早く職場に慣れたい」「仕事で活躍したい」という思いから、自分の健康や趣味、家族や友人との時間などを後回しにしてしまうことも。仕事に追われる毎日によって健康や生活リズムが乱れ、自由時間のない日々となることは大きな精神的ストレスにつながります。

本当に仕事を辞めるべき?自己診断のポイント


「仕事を辞めたい」「でも本当に辞めるべきなのか…」退職のタイミングについて早まった判断ではないか悩む新卒社員も多いでしょう。そこで、実際に仕事を辞めるべきかどうかを自己診断するためのポイントについて紹介します。

ポイント1:仕事の満足度

辞めるべきかどうかを判断する際に、仕事に対して楽しさや達成感を感じられているか、今後感じられそうかどうかは重要な指標となります。仕事を苦痛に感じ、憂鬱やストレスを溜め込む一方となってしまっていたら、退職を視野に入れるべきでしょう。憂鬱な気持ちが一次的なもので、仕事を通じて少しでも自身の成長や仕事の達成感を感じられているなら、早まった決断は避けるべきです。

ポイント2:職場環境と人間関係

職場環境や人間関係も、仕事を続けられるかどうかを判断するポイントとなります。たとえ仕事そのものが好きであっても、上司や同僚との人間関係が原因でストレスを感じている場合や、いじめやパワーハラスメントなど職場内での問題が起きている場合は、良い職場環境とはいえません。ストレスや問題の程度によっては、自分で努力してもどうにもならないこともあります。そうした場合は気持ちを切り替えて、一刻も早く退職に向けて動き出しましょう。

ポイント3:自己成長の機会

スキルを磨き、成長する機会が適切にあるかどうかも、仕事を続けるべきかどうかの判断材料となります。なかには、研修や引継ぎもなくいきなり仕事を振られ、入社早々異常な業務量を抱えることになった、というケースも。はじめての仕事で、右も左もわからないのは当たり前です。きちんとレクチャーの場があるか、段階的に学び、スキルを伸ばせる環境かどうかはキャリアの成長にも大きく関わるため、見極める大切なポイントになります。

ポイント4:ワークライフバランス

勤務時間が長く、長時間の残業が常態化している職場では、健康を害するリスクがあります。また、仕事と家庭・プライベートとの間でバランスが取れない状況にいることは、精神的なストレスにもつながります。過度な仕事量や時間による負担がないか、自分の時間も確保できているかどうかの評価も大切です。

ポイント5:給与と福利厚生

自身のスキルや労働時間に見合う給与を得ているか、福利厚生が充実しているかどうかも重要な判断基準です。「入社前に聞いていた条件と違う」ということが起きた場合は、質の悪いブラック企業の可能性があります。早々に退職を決意しましょう。また、昇格や昇給、その他福利厚生などを改めて確認し、長期的に働けそうかどうかも見極めるべきです。

仕事のストレスを管理する方法


「辞めたい」という気持ちが休み明けならではの一時的な感情であると分かっていても、つらい気持ちは抑えることができるものではありません。その場合は、自身の力でストレスを効果的に管理することが大切です。では、どのような管理方法があるのでしょうか。

働き方にメリハリをつける

「残業=仕事を頑張っている」にはならないことを理解しておくことが大切です。何度もいっている通り、過度な残業は身体的にも精神的にも悪影響をもたらします。仕事も生活も両立し、充実した日々を送りたいと考えるなら、仕事が終わったらきっちりと帰宅し、自分の時間を過ごすことも大切にしましょう。余暇は、趣味やリラクゼーション、家族や友人との交流に時間を使うことがおすすめです。時間をバランスよく効果的に活用することで、ストレスを解消することができるでしょう。

コミュニケーションを大切にする

家族や友人だけではなく、同僚や上司とのコミュニケーションも大切です。仕事の悩みやストレスを相談することで、解消の糸口を見つけられるでしょう。どんな上司だって新人時代を味わっています。同じような悩みやストレスを抱えた経験があるはずなので、経験者の対処法を知ることで改善に向けて大きな一歩を踏み出せるはずです。

健康的な生活リズムを保つ

自分自身で健康的な生活リズムを築くことも大切です。適切な睡眠時間の確保はもちろん、栄養バランスのある食事や、適度な運動を行うことでストレスを発散しましょう。ランニングやヨガなど気分転換になるものもおすすめです。

ポジティブな思考を持つ

仕事に取り組む際にはポジティブな思考をもつことも大切です。「失敗してしまった、どうしよう…」といった不安よりも、「次は失敗しないようにするためには何をすれば良いか?」といった解決策にシフトすることが重要です。プラスの感情を意識的にもつことで、ストレスを軽減し、業務に積極的に取り組むことが可能になります。

自己啓発を忘れない

新卒社員は未経験のことが多く、自分の成長や能力不足に悩むことも決して少なくありません。しかしながら、知識や技術不足をストレスの元とするのではなく、工夫して対処する姿勢が求められます。まず、外部研修に参加したり、資格取得に挑戦したりするなど自己啓発に励んでみましょう。その他、ネットで情報収集を行ったり、書籍を読んだりすることも有効です。そして、身につけたことを仕事に活かすために、日々の業務で積極的にチャレンジしてみてください。

退職する場合の具体的な準備


もし職場を辞める決断をした場合、次のステップにスムーズに移行するために適切な準備を行うことが大切です。ではどのような準備を行ったらよいのでしょうか。

金銭面の準備

新たな道へ進む前に、まず金銭面の整理が必要です。生活費、転職活動費、急な出費などを予測し、十分な資金があるか確認しましょう。生活費の見直しや節約に積極的に取り組むなどして、経済的な余裕をもつことは大切です。また、退職後の生活を考えて、年金、社会保険、税金などの給与控除についてもあらかじめ調査をしておきましょう。退職が生活に及ぼす影響を正確に理解し、必要な生活費をしっかりと準備しておくことが必要です。

キャリア目標の再構築

次に、退職後のキャリアプランを再構築します。自分が何を達成したいのか、どういったスキルを身につけたいのかなど、具体的な目標を設定しましょう。ここで大切なのは、短期的な目標だけでなく、長期的な視点で目標設定をすることです。短期的な目標はすぐに達成するための行動計画を立て、長期的な目標は自身の夢や希望をより具体的にイメージできるものを立てましょう。

履歴書と職務経歴書の更新

退職後すぐに転職活動をはじめるためにも、履歴書と職務経歴書の更新は欠かせません。今までの職務経歴を振り返り、具体的にどのような業績を上げたのか、どのようなスキルを身につけたのかを整理しましょう。そして、これから目指す方向性に沿った内容にできると、面接先の企業に好印象を与えることができます。

面接の準備

新しい仕事に就くためには、面接は避けて通れない道です。退職理由から自己PRまで、面接の準備をしっかりと行いましょう。自分の強みをどのように活かすか、これまでの経験が新しい仕事にどう役立つかを具体的に説明できるよう、反復練習が必要です。また、面接はコミュニケーションの場の一つなので、聞かれたことだけでなく自分から話すことも評価されます。積極的に自身の考えや意欲を表現しましょう。

退職通知の計画

最後に、退職通知の計画をします。なるべく早めに上司に退職の意思を伝え、その思いや動機を理解してもらうことが大切です。そして、職務の引き継ぎをスムーズに行うためには、具体的な計画を立て、同僚とのコミュニケーションを密に取ることが大切になります。こうした一連のプロセスを通じて、職場との関係を円満に保つことができます。

理想のキャリアを目指して、今何をすべきか見極めよう


GW明けに仕事を辞めたいと感じる新卒社員はあなただけではありません。多くの人が同じ経験をしています。自身が理想とするキャリアを築くために、今の職場は適切なのかどうかを冷静に分析し、ストレスの原因を特定した上で、適切な対処を行うことが大切です。もし連休明けに「仕事に行きたくない…」と感じた方は、ぜひこの記事を参考に「本当に辞めるべきか」見極め、悔いのない決断をしてください!
 

【筆者プロフィール】
西山 侑里
1993年群馬県高崎市生まれ。空っ風に鍛えられながら、小中高とバスケットボールを追い続ける部活生活を経て、2012年の大学入学を機に上京。大学卒業後、2016年にリクルートの求人広告代理店に新卒入社。売れない営業時代を乗り越え、営業リーダーを任せられるまでに成長。新規部署の立ち上げメンバーとしてIndeedの運用にも携わる。2022年に夢だったライター職に転職。人材業界での経験を活かして求人原稿の制作から、最近ではコラム記事の制作に挑戦中。X(Twitter)

 

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